浦添高校 D判定からの合格!
が、それにはちょっとしたエピソードがあったので、紹介します。
一番心配だったAさん
プレ入試ではD判定、
1月のプレ入試の点数で120点台
通常ではとても浦添高校には合格できません。
唯一救いは内申点の判定でA
浦添高校、内申点がA判定の場合、
得点は通常180点くらいがボーダーラインです。
進路選択ではとても合格できない、と話しをしたのですが、
Aさん諦めません。
私も得点さえ、取れれば合格できないことはないと
思っていましたが、およそ2か月で、60点以上アップは非常に厳しすぎます。
それで、対応策は、
とりあえず、浦添高校に願書を出し、倍率が出た時点で
昨年の倍率(1.27)より極端に下がらなかったら、志望変更をするという約束をしました。
しかし、いざ初回倍率が出てみると、
1.12倍、
定員差も昨年の72名から32名とかなり減っています。
しかも少し上位の首里高校や那覇高校の倍率も例年になく低め。
だから、浦添高校がいくら倍率が低くても那覇や首里から志望変更してくる生徒はほとんどいないと予想できます。
で、最終倍率は、1.08倍 定員差21
さらに減っています。
こんなことって、塾歴27年ですが、初めてです。
こんなに倍率が下がっていれば、合格ラインも下がります。
私は160点と予想しました。(内申点がA判定の場合)
俄然本人もやる気がでます。
一度はあきらめかけ、周りから無理だと言われていた、
高校の合格が見えるのですから。
当日の得点は173点を取りました。
プラス50点以上!
私はこれで合格できると喜んだのですが、
他の生徒の自己採点もかなりいい。
いつもの点数より20点~40点くらい
みな高いんです。
うちの生徒だけではありません。
他塾の先生からも
「今年はみな点数が高い」
「問題が簡単だった。」
と声を聴いていたので、
合格ラインはぎりぎりではないかと
不安になりました。
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そして合格発表当日、
生徒からLINEで、
まさかの不合格報告!
その後、励ましの言葉と、2次募集先が決まれば知らせてほしいとメッセージでやり取りを終えました。
しかし、そのあと、生徒の受験番号を控えていた私はネットで合否を確かめてみると、受験番号があるです。
え、ええ。。。と思いながら、連絡!
お母さんと話しができて、
「私の間違えでなければ、番号あると思うんですけど、もう一度調べてもらえますか?」と告げたころ、
連絡がきて
「ありました。番号ありました」との連絡!
いやー、いろいろあった生徒だったので、正直涙ぐみましたね。
「あきらめなくて本当によかった。」と思ったのですが、
諦めなかったのは生徒の方で、私は一時はあきらめていましたから。
やはり生徒の粘り勝ちです。
幸運が重なった出来事ですが、
最後まで諦めずに運を引き寄せた結果ですね。
それで聞くところによると、
受験番号の見間違いはよくある話だそうです。
最近はインターネットで合否がわかります。
学校によっては前年の合格発表がまだあったりして、生徒がまちがってみる場合があるとか、
あと、スマホなどの小さな画面で確認している際、番号が次の列の先頭にあると見落としやすそうです。
これを読んでいて不合格だった生徒は今一度確認してもいいかもしれないですね。
令和5年度 塾生募集チラシ↓(クリック)
(PDF: 1366.56KB)