読書感想文の書き方
夏休みもあと数日で終わりますね。
この時期になるとよく生徒から
「読書感想文って
どうやって書くの?」
「読書感想文の書き方がわからない」
なんて声が聞こえます。
そこで、今日は私が思う
読書感想文の書き方を紹介
したいと思います。
読書感想文のコツは
一言で言うと
「自分語り」です。
読んだ本をネタに
自分の状況と比べて
自分の
将来の希望や、
自分の
反省点を書くのです。
ここではだれでも
知っている童話「桃太郎」を
例にしてみましょう。
桃太郎のあらすじは、
桃から生まれた桃太郎が
サル、犬、キジの仲間を
引き連れて
悪い鬼を退治し、
最後は宝を得るという
内容です。
メインとなる内容は
鬼退治です。
ここで、鬼とは
自分の状況で置き換えると何に相当するでしょう。
クラスで
いじめをしているヤツらかもしれません。
学校や親からの厳しい
規制かもしれません。
もしくは、自分の病気やケガ、自分の
嫌な心(
怠け心や
嫉妬心、
妬みなど)と考えてもいいでしょう。
いわゆる、鬼とは自分に降りかかる
困難な状況や出来事と言い換えてもいいでしょう。
それらをうまく乗り越えた経験がある人は、それを書き、
経験が無い人は、これから乗り越える
「決意」を書くのです。
それでは、
サル、犬、キジは何に相当するでしょう。
もちろん、一緒に戦う仲間のことというのはわかりますよね。
でも、ここではさらに解釈を広げて、
応援してくれるだれか、家族、友人、先生や、
勇気をもらった言葉などと解釈してもいいと思います。
要するに、困難な状況を乗り越えるための手段や武器と言ってもいいでしょう。
それは、本から学んだ気づきかもしれません。
いかがですか、読書感想文を書くヒントになりましたでしょうか?
読書感想文を書くというのは、本を通して自分の心に向き合う作業です。
そうすることによって一歩一歩大人へと成長するのだと思います。
それはきっと、あなたが得た最高の宝です。
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